Jose Ramirez3E 1999年製

商品の説明

クラシック・ギター界の名門中の名門ホセ・ラミレス。140年を超える歴史を持つホセ・ラミレスは、クラシック・ギター界のみの止まらず、ギター弾きなら誰でも知っているポピュラーな名門ブランドですね。今回入荷はそんなラミレスのエステューディオ・シリーズの3E。ラミレスのギターの中ではお安い価格帯のモデルですが、エステューディオ・シリーズの中では上位機種に当たるオール単板ボディーの1本です！

ソリッド・シダーTOP、ソリッド・ローズウッドSIDE＆BACK、セドロNECK、エボニー指板、ローズウッド・ブリッジ、実測52ｍｍナット、650ｍｍスケールの伝統的クラシック・ギター。

そのサウンドは、ラミレスらしい芯が太くふくよかで奥行きのあるサウンド！プロフェッショナル・モデルと比較すると物足りなさを感じてしまうんでしょうが、普段アコギばかり弾いている店主からすれば充分良いサウンドに感じます（笑）。日本製などの出音の硬い感じは無く、レスポンスが良く適度な弾力性も持ったサウンドは、ナイロン弦のバリエーションとしては贅沢過ぎるくらいに感じます。普段本格的にクラシック・ギターを嗜まれているプレイヤーには少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、クラシック・ギターの入門モデルとして、または普段エレキやアコギがメインの方のサウンド・バリエーションとしては文句なしのサウンドをお楽しみ頂ける事と思います！

楽器のコンディションはポツポツと小キズは散見出来ますが、遠目にも目立つようなド派手なキズはありませんので、20年以上使われてきた楽器として見れば、まずまずの美品コンディションかと思います。ボディー・トップには数ミリ程度の浅い打痕が散見出来、SIDE&BACKに掛けても小さい打痕や擦り傷等いくつか見つかりますので、新品同様のキズ無し個体をお探しの方には不向きかも知れませんが、逆にちょっとキズが有った方が気兼ねなく使えるという方も多いのではないでしょうか（笑）？

ネック・コンディションはチューニング時には厳密に言うと僅かに順反り傾向になりますが、クラシック・ギターとしては極普通のしなり具合かと思います。現状での弦高は12フレット上で6弦側3.5ｍｍ、1弦側2.2ｍｍ程度ですので、一般的なクラシック・ギターの弦高としては低めじゃないかと思います。サドルにはもうほとんど余裕がありませんが、現状でも充分プレイヤビリティーは良好です。フレットの減りは無く、ほぼ10割の高さが残っています。

初心者の方の入門機として、普段アコギやエレキがメインの方のサウンド・バリエーションとしてオススメの1本です！

ケースはぴったりサイズのモールド・ケースが付属しますが、ヘッド部分が割れています。普段持ち運ぶには何ら問題ありませんが、大雨の時はちょっと雨が染み込みそう、、