SEIKO(諏訪精工舎)懐中時計とケース

諏訪精工舎7500-0010の懐中時計と本革ケースです。

1988年諏訪精工舎製造です。国鉄で使用された物には裏蓋に所属が刻印されておりますが、これは民生用に販売されたものです。形もムーブメントも国鉄モデルと同一です。

75系は1980年に国鉄に採用された初のクォーツムーブメントで、懐中時計の重い針を動かすために1978年に開発されたダイバーズウォッチを改良しました。使用に伴う生活傷はありますが、内外装共に程度は良いです。

ちなみに当時のSEIKOの時計部門は
第二精工舎(現セイコーインスツル)
諏訪精工舎(現SEIKOエプソン)
の二つが競い合ってSEIKOブランドを持ち上げてました。

直径50ミリ。懐中時計らしい大きさですね。

基盤や接点も清掃しました。

樹脂風防は研磨してほぼ傷無し。キズがついてもコンパウンドでゴシゴシすればいつでもピカピカです。

本体ケースは軽くですが磨いてあります。メッキなので本格的には研磨出来ません。

ケース裏は擦りギスあります。

本革のケースは社外の未使用品になります。古めかしい舶来品チックな装飾です。短めのチェーンが付いてます。

クォーツなので使い勝手は良いです。

月差±15秒。

時計本体と本革ケースのセットにての価格になります。

本革ケースを腰ベルトに直付けて、小粋に昭和を気取るなんてのもオシャレかも。





ムーブメント···クォーツ/電池式

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