未着用 紋紗 市松 夏着物 正絹“シックに涼を打つ市松の舞台”付下げ 3865

シックに涼を打つ市松から淡い光を帯びて顔を出すもう一つの和の舞台...。

黒で広げる目にも涼し気な市松に淡い光を帯びてやわらかな雰囲気の絞り柄や亀甲、影のように一歩控えた菊菱が顔を出し、市松の舞台の向こう側にまた違う和の世界が広がるかのように想像させる、“紋紗”市松夏着物正絹付下げでございます。

二本の経糸で緯糸一本ずつをからめて織り上げたシンプルなもじり織で、絽以上に透け感がある“紗”。こちらのように織り柄のある紋紗、紬糸を使った紬紗などがあります。7月、8月の盛夏はもちろん、白襦袢ではなく色襦袢を重ねて透け感をなくして悪戯な気温の変化を見せる6月、9月の単衣の季節にも着られます。

保管時に付いた樟脳の匂いが少々ございますが、撮影のため一度着付けただけの“未着用”の一品。

袖のみ仕付け糸付、ミシン製とは一味違う“手縫仕立て”ならではの馴染みの良さ、肌当たりのやわらかい“正絹”素材の心地よい抱擁も待機。

下にお召になられましたものの透けをカバー、直接、着物への汗などの汚れを付きにくくし、お尻あたりの背縫いの縫い目や布にかかる力を軽減、後姿も美しく見せる居敷当付き。

まずは市松の舞台に立って、もう一つの和の舞台を目指しましょう。


採寸表
身丈 ： 166cm（肩から）
裄　 ： 67cm
肩巾 ： 33cm
袖巾 ： 34cm
袖丈 ： 48.5cm
前巾 ： 24.5cm
後巾 ： 31cm
素材 ： 正絹(単衣)衿裏のみ化繊
折代 ： 身丈(内揚げ 前3.5cm・後6.5cm)　裄(身頃側：0.5cm・袖側：0.5cm)　袖丈(4.5cm)

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